レッドブルは、2025年12⽉11⽇から13⽇にかけて、テトリスの世界大会「Red Bull Tetris World Final」をドバイ(U.A.E.)で開催し、⽇本を含む60カ国以上の代表が出場した。

 決勝では2,000機以上のドローンを使用して空中でプレイするテトリス公式戦を行い、トルコのフェフミ・アタラー氏が優勝した。日本代表のAK氏(19歳、埼玉県、学生)は予選をトップ3通過したが、ベスト16で敗退した。

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Red Bull Tetrisをプレイするフェフミ・アタラー氏(Dean Treml / Red Bull Content Pool)
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決勝トーナメント、ベスト32戦のAK氏(手前)(Dean Treml / Red Bull Content Pool)

 決勝戦は、ドバイの観光名所であるドバイフレーム(高さ150m、幅93m)を枠に見立て、ドローンを使ってライブで空中プレイが可能な没入型オープンエア空間を構築して実施。ペルー代表のレオ・ソロザノ(Leo Solorzano)氏とトルコ代表のフェフミ・アタラー(Fehmi Atalar)氏が対戦した。

写真:日中のドバイフレーム
ドバイフレーム(Red Bull Content Pool)
写真:テトリスが行われているドバイフレーム
(Marc Schwarz / Red Bull Content Pool)

 それぞれが1ゲームをプレイして高得点者が勝利となるBO1形式を採用。まずどちらが先に挑むかを決めるオフステージの試合を行い、フェフミ・アタラー氏が勝利して後攻を選択した。

 先攻のレオ・ソロザノ氏がTスピンを活用して5分間のゲームを5万7,164点で終えた。後攻のフェフミ・アタラー氏は、制限時間の3分の2を通過した時点でレオ・ソロザノ氏のスコアを超え、16万8,566点で初代世界王者となった。

写真:トロフィーを持ち、拳を握り片手をあげるフェフミ・アタラー氏
優勝したフェフミ・アタラー氏は、コンピュータ工学を学ぶ19歳の学生( Dean Treml / Red Bull Content Pool)

 グローバルゲーム⼤会には18歳以上が参加可能で、トーナメント用ゲーム「Red Bull Tetris」を使用。予選はスマートフォンのブラウザ上で行われ、全世界で700万回以上プレイされた。

 日本では、予選上位4人が2025年9月に東京ゲームショウで開催されたJapan Finalで対戦し、AK氏が日本代表を獲得した。

写真:ドバイフレームとドローンショーで夜空に描かれたエナジードリンク「レッドブル」
ドローンや花火などの演出が大会を盛り上げた(Philip Platzer / Red Bull Content Pool)
写真:ドローンでドバイフレームの内側に描かれた「RedBull TETRIS」、ドバイフレームの上から打ち上げられる花火
(Philip Platzer / Red Bull Content Pool)