日本ドローンショー協会は、国内で実施されたドローンショー作品を表彰する「Japan Drone Show Creativity Awards 2025」の作品募集を開始した。応募締め切りは、2026年2月9日。
前回までの推薦中心の形式から応募制へと変更し、自身の作品をエントリーできる仕組みとなった。全国の事業者や広告主、自治体、クリエイターが幅広く参加することで多様な作品が集まり、全国規模でドローンショー文化の創造性と可能性を競うコンテストへと拡張する。
国内のドローンショーは、広告媒体としてのインパクトや、夜間観光コンテンツとしての価値(ナイトタイムエコノミー)、地域資源との融合による新たな表現など、多様な広がりをみせている。一方、機体規模や演出手法は事業者や地域によって異なり、確立された評価軸がない。このアワードでは、黎明期の市場に公正な審査基準と評価の場を提供するとしている。
今回、少ない機体でもアイデア次第で高い価値を生み出せることを示すため、300機未満のショーを評価対象とした「Under 300」部門を新設した。地方や小規模イベント事業者の参加を歓迎し、業界の裾野を拡大することを目指す。
コンテスト概要
| 主催 | 日本ドローンショー協会 |
| 名称 | Japan Drone Show Creativity Awards 2025 |
| 応募方法 | 専用フォームより必要事項および素材を提出 |
| 応募対象 | 2025年1月1日~12月31日に日本国内で実施されたドローンショー |
| 応募資格 | 自薦方式となり、以下のいずれの立場からでも応募可能。 ・ドローンショー運営会社 ・広告代理店 ・イベント会社/映像制作会社/演出会社等 ・広告主・主催団体(企業/自治体等) ※応募代表者は1社(1団体)に限る ※権利元(広告主・主催者)の同意が必要 |
| スケジュール | 応募締切:2026年2月9日(月) 結果発表(公式サイトにて公開):2026年3月31日(火) ※今期は授賞式の開催予定なし |
| 応募フォーム | https://forms.gle/PURjCT2eKcouEmVKA |
【募集部門】
- 最多機体数部門
使用機体数の多いショー。 - エンターテインメント部門
ドローンショーを花火や音楽、ナレーション、レーザー演出などと組み合わせて、複合的なエンターテイメントショーとして来場者を楽しませたショー。 - 地域・まちおこし部門
地域の特徴を活かした魅力的な演出や地域に貢献する企画をしているショー。 - 広告・プロモーション部門
認知拡大施策や話題化、販売促進等の目的において、ドローンショーの特性を活かした効果的な演出をしたショー。 - 社会発信部門
日本の社会課題の解決に向けたショーや、社会へ影響を与えるショー。 - Under 300(新設)
300機未満の小規模なドローンショーにおいて、アイデアや演出で来場者を楽しませたショー。
