2026年8月21日、国土交通省は、米国の空飛ぶクルマメーカーであるArcher Aviation社が開発中の機体「Midnight(M001型)」について、航空法に基づく型式証明の申請を受理したと発表した。日本国内における空飛ぶクルマとしての型式証明の申請受理は5件目となる。
型式証明とは、機体の設計が安全性・環境適合性に関する基準に適合することを国が審査・検査する制度であり、機体開発と並行して審査・検査を行う。
今回申請が行われたMidnight(M001型)は、主翼前側にチルト式電気推進ユニット6基、後側に固定式ユニット6基、合計12基の電気推進ユニットを搭載した電動・垂直離着陸型の航空機(eVTOL)。2025年の大阪・関西万博においてフルスケールモックが地上展示された機体だ。
国土交通省は今後、機体開発の進捗に合わせて、米国連邦航空局(FAA)とも連携しながら航空機の安全性・環境適合性に係る審査を進めていく。
【Midnight(M001型)機体諸元】
| 最大離陸重量 | 約2,950kg |
| 最大搭乗者数 | パイロット1人、乗客4人 |
| 最大速度 | 時速240km |
| 航続距離 | 約160km |
【国土交通省が型式証明申請を受理した機体】
| 受理日 | メーカー(国) | 機体名 |
| 2021年10月29日 | SkyDrive(日本) | SD-05 |
| 2022年10月18日 | Joby Aviation(米国) | Joby S4 |
| 2023年2月21日 | Volocopter(独国) | VC2-1 |
| 2023年3月29日 | Vertical Aerospace(英国) | VX4 |
| 2026年8月21日 | Archer Aviation(米国) | Midnight(M001型) |
