2026年7月15日、そらとぶタクシーは米国および韓国を拠点に空飛ぶクルマを開発するPLANAと、日本国内におけるPLANA製ハイブリッドeVTOL「CP-01」の導入・事業展開に関する独占的契約を締結したと発表した。

写真:並んで立つ2人
左:PLANA CEO キム・ジェヒョン氏、右:そらとぶタクシー 代表取締役 寳上卓音氏

 PLANAは現在米国および韓国の2拠点を軸に開発体制を構築しており、米国ではFAA認証に向けた体制整備や航空産業・認証機関・現地パートナーとの連携を進めている。

 両社は2023年にCP-01の日本導入に関するLOIおよび空飛ぶクルマ事業開発に関するMOUを締結している。今回の契約により、CP-01の国内導入に向けた事業開発、運航体制の構築、離着陸場候補地の開拓、自治体・民間事業者との連携を推進する。

 現在日本国内で導入が予定されている多くの空飛ぶクルマは、都市内や近距離移動を想定したピュアEV型である。一方でCP-01は、バッテリーと発電機を組み合わせたハイブリッド方式を採用。長距離航続を実現することで、地方都市間、観光地間、離島、災害時輸送など、広域な移動ニーズに対応する。

【CP-01の仕様(公表値)】

  • 搭乗人数:最大6人
  • 航続距離:550km
  • 巡航速度:320km/h

 そらとぶタクシーはPLANA製ハイブリッドeVTOLの日本国内における独占的な事業展開を通じて、中長距離市場における主導的ポジションの確立を目指す。新幹線や空港から距離のある観光地、半島部、離島、中山間地域など、既存の交通インフラでは移動に時間を要するエリアでの新規市場創出を図る。

 今後、国内における運航体制、離着陸場・Vポート候補地、予約・決済、保険、行政連携を含めた総合的な事業基盤の整備を進め、観光やビジネス、医療、防災分野において新たな空の交通ネットワークの構築を進める方針だ。