2026年5月13日、スカイマティクスは、同社が展開する空間データ統合プラットフォーム「くみき」において、現況地形と設計データを比較して土の移動量を可視化する「差分土量計測」機能をリリースしたと発表した。

 PCブラウザ上で土量を簡単に算出でき、計測精度に影響を与える建機をAIが自動で判別・除去、LandXML形式でのオンデマンド出力にも対応する。これにより高精度な土量分析を誰でもすぐに実施できる。

設計図との差分度量を瞬時に算出する新機能をリリース「数日かかった土量計算を数分へ」AIで建機などの算出ノイズを除去、誰でも簡単・スピーディーに

 従来、設計データと現場の状況を比較して正確な土量を算出するには専門的な知識が必要で、数日規模の時間を要していた。くみきは、これら全ての工程をクラウド上で完結させ、モバイルPCのブラウザからアクセスするだけでAIがノイズ(建設機械)を自動除去し、設計データと比較。業界標準フォーマット(LandXML)の出力まで数分で完了する。

従来の土量算出手順

新機能の主な特徴

  • 3Dビューワー上での建機自動除去
     土量計算の際、現場で稼働中の建機は「不要な土量(ノイズ)」として認識され、計測精度に影響を与える。この機能ではAIが建機のみを自動識別してデータから除去し、正確な地盤高に基づいた土量算出を行う。
    従来の土量算出手順
  • LandXMLオンデマンド出力
     建機のノイズを排除した地形データを、建設業界の標準フォーマットLandXML形式で即時生成。PCから直接出力できるため、ICT建機への迅速なデータ連携や納品物の作成を効率化する。


 くみきは、専用PCや高度な専門スキルを必要としない操作性を備え、独自のクラウド解析エンジンにより、モバイルPCブラウザ上でも軽快に動作する。事務所や移動中の車内など、場所や機材に制約されることなく利用することができる。

土量計測画面
くみき上での差分土量計測イメージ
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