2026年4月14日、drone supply&controlは、ドローンポート「DJI Dock 3」を活用した遠隔・自動運用の導入支援として、実際の現場で運用検証が可能な「1週間検証パッケージ」の提供を開始すると発表した。導入前に実運用環境で効果を検証できるため、初期投資リスクを抑えた意思決定が可能となる。
近年、インフラの老朽化や人手不足の深刻化により、点検・巡回業務の効率化と安全性の確保が課題となっている。特に高所や災害現場など危険を伴う作業では、省人化とリスク低減の両立が求められている。
パッケージ構成(DJI Dock 3×DJI FlightHub 2)
このサービスは、ドローンポートDJI Dock 3と、クラウド上でドローンを統合管理するソフトウェア「DJI FlightHub 2」を組み合わせた遠隔・自動運用パッケージとして提供する。
DJI Dock 3により現地の離着陸・充電・格納を自動化し、DJI FlightHub 2は遠隔地からの運用・管理を担う中核システムとして機能する。この連携によりドローンの完全自動運用を実現する。パッケージは現地での機体設置から初期設定、検証終了後の撤収までを含み、導入にあたっての負担を最小限に抑える。専門スタッフが現地環境に応じたセットアップを行うため、ドローンポートの運用経験がない場合でもスムーズに検証を開始できる。また、検証期間中は常時現地に担当者が常駐する必要はなく、遠隔での運用を前提とした実践的な環境で効果検証を行うことが可能だ。
このパッケージは、設備・施設の状況確認などの定期巡回や、遠隔監視による敷地・インフラの常時確認、災害・アラート発生時の即時確認といった緊急時対応、出没監視や定期巡回などクマの被害対策への活用を想定している。
【パッケージ詳細】
- DJI Dock 3+Matrice 4TDを1週間貸与
- 専門スタッフによる現地でのセットアップ
- DJI FlightHub 2 運用サポート
- 撤収
【参考価格】
- 45万円(税別)〜
※別途、派遣諸経費が必要
DJI FlightHub 2
DJI FlightHub 2は、ドローンの遠隔操作・飛行管理・データ確認を一元化するクラウド型プラットフォームであり、オペレーターは現地に赴くことなくブラウザ上で飛行ルート設定やミッション管理、リアルタイム映像の確認を行える。定期巡回や緊急時の飛行指示も遠隔で実行。取得した映像やデータはクラウド上に蓄積され、関係者間での共有や分析にも活用できる。単なる飛行だけでなく、業務としての運用基盤を支える役割を担う。
遠隔自動化の仕組み
あらかじめ設定した飛行ルートに基づき、ドローンはDockから自動離陸。DJI FlightHub 2上で管理されたミッションに従い、撮影・点検を実施後に自動帰還して充電を行う。この一連のプロセスを人の手を介さずに実行することで、「現地に人が行く」業務を、「遠隔から管理する」運用へと転換する。
今後、drone supply & controlは、ドローンポートDJI Dock 3をはじめとしたドローンの遠隔・自動運用の社会実装を推進するとしている。インフラ点検、警備、測量などの分野を中心に、検証パッケージを通じて蓄積した知見をもとに導入支援体制の強化および運用ノウハウの体系化を図り、企業・自治体が円滑に無人運用へ移行できる環境の整備を進める。また、DJI FlightHub 2との連携を軸に、遠隔監視やデータ活用の高度化を推進し、機体導入にとどまらない「業務としての運用基盤」の提供を目指す方針だ。
▼1週間検証パッケージ
https://drosatsu.jp/pages/dji-dock3-poc-package
