2026年4月8日、スカイマティクスは九州エリアの建設現場DXを加速させるため、福岡県に新たな共創拠点を開設したことを発表した。ドローン測量や3Dデータの導入における運用の壁を解消し、地域密着型のハンズオン支援を行う九州の中核拠点とする方針だ。

スカイマティクス、福岡に建設DX共創拠点を開設/「技術×人材」の力で、九州エリアの建設現場における空間データ活用の実装を加速

 建設業界では深刻な人材不足や「2024年問題」を背景に、デジタル技術による業務効率化が急務となっている。スカイマティクスはこれまで、空間データ統合プラットフォーム「くみき」を通じて測量・施工管理・維持管理の省力化を支援してきた。しかし、現場への定着には高度な技術を使いこなす運用体制と、それを担うDX人材の確保が課題となっている。

 こうした課題に対応するため、九州エリアのハブである福岡に拠点を設立し、テクノロジーと人材をセットで提供する体制を構築することで建設DXの社会実装を加速させる。

【柱とする機能】

  • 「技術×人材」による現場伴走支援
     ツール提供に留まらず、導入から実運用まで現場に深く入り込んだハンズオン支援を実施。
  • 実証・検証フィールドの提供
     ドローン測量や3Dデータの有効性を実際の施工環境で検証し、地域特性に合わせた最適なワークフローを構築。
  • 建設DX人材の育成・研修
     最新デバイスの操作やデータ解析を体験できる場を提供し、九州の次世代を担うDX技術者の育成に貢献。
  • 地域エコシステムの構築
     地元の建設会社やパートナー企業との協働を通じた九州全域のインフラ強靭化(防災・減災)と生産性向上の両立。

 この拠点を起点に、熟練者の勘と経験を3Dデータという客観的情報に置き換え、誰もが効率的で安全に働ける「建設現場の新しいスタンダード」を発信するとしている。

九州拠点概要

 九州拠点は、スカイマティクスの戦略的業務提携先であるワールドコーポレーションの拠点内に開設した。同社はナレルグループの中核を担う建設技術者派遣会社であり、業界のネットワークと現場知見を持つ。拠点を共有することで、現場へのハンズオン支援をより迅速かつ緊密に展開し、九州エリアにおける空間データの利活用と建設DXの社会実装を推進する。

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