双葉電子工業は、2026年2月26日と3月2日に千葉市美浜区・いなげの浜で実施された「千葉市ドローン社会課題対策事業PoC」において、産業用ドローン「FMC-02」の提供・運用で協力した。
千葉市と「災害時等における無人航空機による活動協力に関する協定」を締結している日本UAS産業振興協議会(以下、JUIDA)からの依頼を受け、JUIDAの災害対応部隊「JUIDA-D³(Drone Disaster Dispatch)」の会員として事業に協力したものとなる。
この事業は、地震による津波や台風による高潮発生時に、海上や海岸付近の海水浴客等へ情報提供や避難指示を行う際の有効性を検証することを目的としている。複数の検証パターンを設定し、音声の伝わり方を評価した。双葉電子工業は、ドローンのカスタムと現場運用、音声の聞き取り確認や測定器による音量測定を行った。その結果、ドローンの飛行音や波音の影響、飛行速度や離隔距離が放送音声の聞こえ方にどの程度影響を与えるかを確認した。
双葉電子工業の産業用ドローンは耐風性や防水性などの高い耐環境性能を備えており、2024年に発生した能登半島地震の際には、JUIDAの依頼を受けて現地で支援活動を行った。今回のPoCでは、用途に応じて特徴の異なる2種類のスピーカーを付け替えるなど、柔軟なカスタム対応が可能である点でも貢献した。同社は今回の成果を生かし、災害対応能力をさらに向上させるとしている。
