2026年3月26日、DJIは、360°撮影に対応したカメラドローン「Avata 360」を発表した。この8K 360°フラッグシップドローンは、1インチ相当のセンサーによる360°イメージングで8K/60fpsのHDR動画撮影が可能。O4+映像伝送システムと障害物検知機能を備え、安定した飛行が楽しめる。
価格は、機体単体が7万7,330円、DJI RC 2付属が11万6,380円、Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)15万9,830円、ゴーグルとモーションコントローラーを含むMotion Fly Moreコンボが16万2,140円。2026年4月より地域ごとに販売を開始する。
Avataシリーズの最新モデルとなるAvata 360は、DJIのゴーグルとモーションコントローラーを組み合わせて使用することで、FPVならではの没入型360°飛行体験を提供する。従来のDJIの送信機を使った飛行にも対応している。
1回の飛行で360°映像を撮影し、後編集時に好きな視点からリフレーミングすることが可能だ。
Avata 360は2つのレンズを搭載し、360°撮影モードとシングルレンズモードをシームレスに切り替え可能。360°レンズは1インチ相当センサーを採用し、8K/60fps HDR動画撮影や1.2億画素の写真撮影に対応。2.4μmピクセルと高いダイナミックレンジにより、明暗部の細部まで鮮明に捉える。動画や写真を直接エクスポートでき、後編集でリフレーミングすることが可能。同時に、1つのレンズだけを用いて撮影するシングルレンズモードでは、従来のAvataシリーズの撮影スタイルで4K/60fps映像を撮影することができる。
DJIのフラッグシップであるO4+映像伝送システムを採用し、飛行中も安定したクリアな画質でライブ映像を確認できる。強力な耐干渉性能により、1080p/60fpsの高解像度・高フレームレート映像を最大20km伝送可能だ。
飛行時間は最大23分。夜間撮影にも対応する全方向障害物検知や一体型プロペラガードなどの安全機能を備えている。カメラレンズが破損した場合は、別売の交換レンズキットでレンズを簡単に交換できる。
DJI FlyアプリやDJI Studioを使った後編集では、1回の飛行で撮影した360°映像から複数の映像作品を作り出すことができ、これまでにない空撮コンテンツ制作体験を提供する。
【主な機能】
- スポットライトフリー
動く被写体にフォーカスをロックしてカメラワークをアシストすることで、Inspire 3のような高度なカメラワークを再現する。標準モードのスポットライトでは被写体の顔にフォーカスをロックし、手動で操作することなくサークルやドローニーといったショットをスムーズに撮影できる。 - ActiveTrack 360°
最適なトラッキングモードを自動的に選択する。標準モードは被写体との距離と高度を一定に保つ。一方、サイクリングモードは、被写体がカーブすると素早く反応し、複雑な環境でも被写体をフレーム内に収め続ける。 - FPVモード
初心者でも、スポットライトフリー、ActiveTrack 360°、マニュアル飛行に自然なロール効果を加えて、ダイナミックでスピーディなFPVスタイルの映像を撮影できる。このモードは後編集で適用される。 - インテリジェントトラッキング
高度なアルゴリズムを使用したDJI FlyとDJI Studioは、360°映像でも人や車、ペットなどにフォーカスをロックしながら、スムーズなトラッキング映像を生成する。 - アプリ内のワンタップ編集機能
フリーフレーミングを使うことで、360°映像を好きな角度に調整し、DJI Flyアプリで書き出すことができる。DJI FlyやDJI Studioでカメラワークエフェクトの追加も可能。 - バーチャルジンバル
360°ビューで、無制限の横軸・縦軸の回転が可能になり、ダイナミックなカメラワークを実行できる。一方向に飛行している場合でも、ビュー内でロール回転したり、後方を向いたりフリップしたりと視点を切り替えられる。 - 交換可能なレンズパーツ
レンズパーツは交換が可能。別売の工具付き交換用レンズキットでレンズパーツを自身で簡単に交換できる。 - 42GBの内蔵ストレージと高速転送
42GBの内蔵ストレージを搭載し、8Kの360°動画を30分間撮影可能。Wi-Fi 6高速転送を使用すると、1GBの映像を最大100MB/sの速度でDJI Flyアプリに転送する。
Avata 360は、360°カメラとFPV飛行の両方を楽しむことができる。DJI送信機(RC 2、RC-N2、RC-N3)を使うことでカメラを精密に操作でき、これまでにない印象的な映像を撮影できる。一方、DJIのゴーグルとモーションコントローラーを使用することで、1080p/60fpsの360°映像による没入感ある飛行が可能。Avata 2と同様に、DJI RC Motion 3を使い、初心者でもドリフトのようなアクロバット飛行を楽しむことができる。
