2026年2月12日、レッドクリフは、インドアドローンショー専用機体「FYLO Mini-JP」の法人向け予約受け付けを開始した。展示会や企業イベントなどへの導入を想定しており、順次出荷する予定だ。

写真:屋内空間で複数の「FYLO Mini-JP」が飛行する様子
インドアドローンショー機体「FYLO Mini-JP」(イメージ)

 この製品は、世界的に展開するドローンショー機体の開発・製造基盤をもとに、レッドクリフが日本市場の運用環境やニーズに合わせて仕様を最適化した量産型のインドアドローンショー機体。メーカー(HIGH GREAT)調べでは、世界最軽量クラスに属する。

 近年、展示会やカンファレンス、商業施設、企業イベントなどでは、来場者の記憶に残る体験型の空間演出が重視されている。映像やサイネージ、照明といった従来の演出手法が成熟する中、空間全体を活用した新たな表現手法が求められている。

 こうした背景のもと、FYLO Mini-JPは、屋内の三次元領域を活用した演出を安全かつ柔軟に短時間で実現することを目的に開発された。

 屋内ではGNSSが使用できないため、正確な位置把握が課題となる。この製品は、屋内向けに最適化されたワイヤレス統合型3D測位システムを採用しており、複雑な屋内空間でも安定した自動飛行が可能。機体は約10cm四方と手のひらに収まるコンパクトな大きさで、約48gと卵(Sサイズ)1個分程度の軽量設計のため、人が集まる屋内空間でも安全に運用ができる。

「FYLO Mini-JP」の機能

 箱型の基地からドローンが自動で離着陸や充電を行い、収納もできるボックスタイプの運用方式と自動ナンバリング機能により、設営・撤収時間を短縮。約30分でフル充電が可能な自動充電設計とあわせることで、短時間イベントでの連続運用も実現する。

 複数基地局のカスケード接続に対応することで、会場規模や空間構成に応じた柔軟なシステム設計が可能。少数機体による演出から、最大200機の会場全体を使った多機体演出まで、用途に応じた展開が可能だ。

 FYLO Mini-JPをオープニング演出や空間演出として活用することで、静止画や映像では表現しきれないプロダクトやブランドなどの世界観を、立体的で動的な体験として提示する。

インドアドローンショー専用機体「FYLO mini-JP」(REDCLIFF YouTubeチャンネル)

製品仕様(概要)

「FYLO Mini-JP」の外観
機体名FYLO Mini-JP
予約受付開始日2026年2月12日
出荷開始時期順次(予定)
販売方法法人向け
販売価格非公開(問い合わせ)
URLhttps://redcliff-inc.co.jp/service/fylo-mini-jp/

【基本仕様】

サイズW103×D103×H48mm
重量48g(±1g)※バッテリー・プロペラ含む
ホイールベース81mm
耐風性能4m/s以下

【飛行・測位】

飛行時間約9分(推奨時間:約4~7分)
測位方式ワイヤレス統合型3D測位
測位精度水平・垂直ともに±10cm
通信距離2.5W・80m以下

【電源・照明・環境】

バッテリー850mAh リチウムイオン
電圧3.8V
照明RGBW フルカラーLED
動作温度0~40℃
主な用途展示会、カンファレンス、商業施設、ライブ等におけるインドアドローンショー/体験型空間演出