2026年2月2日、国土交通省は、空飛ぶクルマについてブラジル民間航空庁(ANAC)との連携を強化するため、「空飛ぶクルマに関する協力枠組み」に署名した。

写真:「空飛ぶクルマに関する協力枠組み」をそれぞれ手に持つ2人
江口課長とTiago Director-President

 同省は、次世代の空の移動手段として期待される空飛ぶクルマの社会実装に向け、各種制度整備や機体の安全性審査等を進めている。空飛ぶクルマは世界的に開発が進められており、国際的な制度の調和が重要となることから、この分野において積極的に取り組みを進めているブラジル民間航空庁と協力枠組みに署名した。これにより両国間の協力関係を強化し、日本における空飛ぶクルマの社会実装および拡大に向けた検討の加速などが期待される。

空飛ぶクルマに関する協力枠組みの概要

【署名者】

  • 日本側:江口真 航空局安全部無人航空機安全課長
  • ブラジル側:Tiago Chagas Faierstein, ANAC Director-President

【協力内容】

 空飛ぶクルマについて、機体、操縦ライセンス、運航、離着陸場等を含む安全性に関する経験や知識を始め、両者の関心事項であるプロジェクトや課題について継続的に情報交換や協力を行うための枠組みを設ける。

  • 空飛ぶクルマの政策・経験・知識・方針等に係る情報の交換
  • 相互に関心のある空飛ぶクルマのプロジェクトや課題についての協力
  • 空飛ぶクルマ新製品の認証に関する技術的協議に向けた調整
  • 空飛ぶクルマの安全な運用を展開するための技術規格策定の協力 等