2026年1月22日、東日本旅客鉄道 新潟支社(以下、JR東日本新潟支社)、第一建設工業、東鉄工業、エアロセンスの4社は、「レベル3.5飛行によるVTOL型ドローンを活用した鉄道斜面調査の取組み」が、国土交通省などが主催する「第9回インフラメンテナンス大賞」において優秀賞を受賞したと発表した。
インフラメンテナンス大賞は、社会資本のメンテナンスにかかわる優れた取り組みや技術開発を表彰して広く紹介することで、日本のメンテナンス産業を活性化することなどを目的としている。今回の受賞は、インフラ管理における安全性や効率性の向上が期待される取り組みとして評価されたものだ。
JR東日本新潟支社では、豪雪地帯の安全運行のため、山間部では沿線斜面の積雪状況やなだれの調査などを実施している。現在、冬季斜面の広域調査ではヘリコプター、スポット調査ではマルチコプター型ドローンを活用しているが、中距離の調査では移動しながらマルチコプター型ドローンで調査を行うこともあり、時間を要していた。この取り組みでは、中距離の冬季斜面調査の効率化をターゲットとしてVTOL型ドローンの適応性を検証した。
今後4社は、VTOL型ドローンの自動飛行機能を活用した斜面確認の実証実験の成果をもとに、新型機体の活用検討を進める。また、列車荷物輸送サービス「はこビュン」の活用による速達性・安定性に優れた運搬手段の検討などを行うとしている。
