2026年1月20日、アイサンテクノロジーは、同社が参画する京都府相楽東部地域で実施される取り組みが、国土交通省の「地域連携モーダルシフト等促進事業」に採択されたことを発表した。
トラック等で行っている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や海運へと転換するモーダルシフトの新たな形として、ドローンや自動配送ロボットなどを活用し、地域に適した次世代物流モデルを検討する。人口減少や高齢化により物流網の維持が課題となっている地域において、物流効率化と持続可能な物流体制の確立を目指し、自治体や産業団体・物流事業者などが連携する。
今回採択された「京都府グレーターけいはんな物流ネットワーク推進協議会」は、京都府やソフトバンク、南山城、京都ドローン協会などと連携し、陸送とドローン・配送ロボットを組み合わせた先進的な地域物流モデルの検討と、持続可能な事業計画の策定を行う。けいはんな学研都市における地域DX事業との連携を通じ、物流拠点やデジタル基盤の共同利用によるコスト低減の実現要件を明確化することで、持続可能な地域物流モデルの構築に資する知見を得ることを目的としている。
京都府相楽東部地域(和束町、笠置町、南山城村)では、過疎化や高齢化に伴う物流課題が顕在化している。この事業では、隣接するけいはんな学研都市での地域DXや次世代モビリティの取り組み成果を生かし、ドローンや配送ロボットを活用した新たな輸送モデルの構築と地域産業の活性化を目指す。
地域の物流課題の解決と、新たなビジネスの創出という2つの視点から、トラックによる陸送に加えてドローンや配送ロボットを活用する新しい配送モデルを検討し、持続可能な物流ネットワークの構築と地域産業の発展に貢献する。
2025年度は調査・分析を通じてKGI/KPI(※1)を具体化し、2026年度以降に実証実験を実施する予定だ。
※1 KGI(重要目標達成指標)/KPI(重要業績評価指標)とは、目標を数値でわかりやすく示すための指標。KGIは最終的に達成したいゴール、KPIはその途中で測る行動の成果を表す。
