2025年10月14日、パソナグループは、丸紅と英国のVertical Aerospace Group(以下、Vertical社)が大阪・関西万博のパビリオン「空飛ぶクルマ ステーション」内で展示した空飛ぶクルマ「VX4 キャビンモック」を、兵庫県淡路島で再活用すると発表した。
大阪・関西万博で展示されたこのキャビンモックは、空飛ぶクルマVX4実機サイズの客室を再現したもので、飛行する空飛ぶクルマの搭乗体験ができる。
パソナグループは、2024年3月に淡路島で無操縦者航空機での有人飛行実証を淡路市等と共催するなど、空飛ぶクルマによる新産業の創出や将来の観光インフラ、災害現場での実用化を目指す取り組みを続けている。今回、大阪・関西万博のレガシーを地域に還元するとともに、誰もが未来の移動を身近に体感できる機会を創出することを目的に、淡路島で開催されるスポーツの祭典『UNDOKAI WORLD CUP2025』(2025年10月31日〜11月2日)でVX4キャビンモックを再展示する。UNDOKAI WORLD CUPは、国籍・世代・障がいの有無を問わず多様な人々が集い、心身の健康と絆を育む国際的なスポーツイベント。
パソナグループは今回の展示を皮切りに、VX4キャビンモックの再活用の機会を検討するとしている。
VX4キャビンモック概要
Vertical社製VX4のキャビン(客室)を再現し、未来の空の旅を映像とともに体験する。シュミレーションでは、大阪・関西万博会場の夢洲から、神戸・淡路島・高野山を結ぶ空の旅を疑似体験できる。製造はVertical社、体験可能人数は1回につき最大4人。
