静岡県無人機安全協会(以下、SUSA)は、2025年3月28日、静岡県と「災害時における無人航空機の活用に関する協定」を締結した。この協定により、災害発生時にはドローンを活用した被災状況の調査や孤立集落への緊急物資輸送など、SUSAによる支援活動が可能になる。

静岡県のマーク、SUSAのロゴ

 SUSAは、この協定に同意し参加する会員と以下の支援活動を継続的に実施する。

  • 被災地における無人航空機による調査および情報収集
  • 孤立地域への物資輸送
  • 必要な操縦士の派遣や機体提供
  • 許認可手続きおよび関係機関との調整

 災害対応を円滑に進めるため、日常的な訓練や静岡県との合同防災訓練への参加を継続的に行うほか、静岡県が所有するドローン機体の貸与も実施する。

写真:協定書を手にもつ2人
左:静岡県危機管理部長兼危機管理監代理 酒井浩行氏、右:SUSA理事長 田村博氏