Liberaware(以下、リベラウェア)は、日本UAS産業振興協議会(以下、JUIDA)の協力要請を受け、2025年2月5日に埼玉県八潮市の道路陥没事故現場の下水道管内で調査を行い、堆積物に至る手前の地点でキャビンらしきものを発見した。

写真:事故現場で調査を行う様子

 2025年1月28日、埼玉県八潮市の県道において大規模な道路陥没が発生した。調査の結果、下水管の損傷が事故の一因と考えられ、詳細な点検が求められていた。

 リベラウェアはJUIDAの協力要請を受け、2月5日に屋内点検用ドローン「IBIS2」による調査を行った。事故発生以降、実施が困難であった下水管内部を調査し、キャビンらしきものの発見や堆積物の状況確認、陥没地点からの位置関係の把握などを行った。

 今後、官公庁や自治体をはじめとする関係機関との連携を強化し、同様の事故が起きないよう下水管等インフラの調査を進めるとともに、事故発生時には迅速に対応できるようIBISの事前配備を進めるとしている。