2025年11月28日、Liberaware(以下、リベラウェア)は埼玉県と、地震や風水害等の災害が発生した場合、または災害に発展するおそれのある事象が発生した場合に、県からの要請に基づきドローンを活用して協力を行うことを目的とした「災害時等における無人航空機の運用に関する協定」を締結したと発表した。

写真:協定書を手にする2人

 現在、埼玉県下水道局では、下水道管路施設等の復旧支援業務について災害時における応援協定を締結し、防災力の強化を図っている。リベラウェアの屋内点検用ドローン「IBIS2」は、八潮市で発生した陥没事故の現場調査でも活用され、その有用性が評価された。こうした実績をもとに、埼玉県との協定締結に至った。この協定により、リベラウェアの専門性を生かした災害対応支援の迅速な実施体制を整える。

 同社は自治体との連携を強化し、災害発生時や災害発生のおそれがある場合の対応とその高度化に向けた取り組みを継続するとしている。