2025年9月18日、青木あすなろ建設は、Spiralと共同でドローン搭載型ガス検知システム「カームヘデラ」を開発したと発表した。
従来、ドローン搭載型ガス検知は、プロペラが発生する気流の影響により計測対象のガスが拡散してしまうため、ガス濃度を正しく計測できない課題があった。
カームヘデラは、ドローンにポンプユニット付きガス検知器を搭載し、吸引口を適切な箇所へ設置することで、ドローンの飛行中に起きる気流に影響されず、定量的に正しいガス濃度を計測する。これにより、今まで危険を伴っていた地下空間の密閉された下水道・トンネル等に対して人が立ち入ることなく安全に点検ができる。また、ドローンに限らずさまざまなロボットに搭載が可能だ。
青木あすなろ建設は、今後もカームヘデラの研究開発を継続し、高性能化・小型化・軽量化を進めることで、より小型なドローンや移動ロボット等にも搭載できるよう改良を進めるとしている。
