2025年9月10日、CLUEは、屋根外壁工事・リフォーム事業における業務全体を効率化するAIプラットフォーム「RooferAI(ルーファーエーアイ)」の本格展開を開始したことを発表した。
これまで同社が提供してきた「DroneRoofer」(※1)や「RooferCloud」(※2)による知見をもとに開発したもので、AIと画像解析技術により現場から事務作業までを一気通貫で支援する。
※1 DroneRoofer:画面タッチの簡単操作で安全にドローンの操縦を行うことができるモバイルアプリ。アプリのほか、点検業務に必要となるドローン本体、保険、iPad、飛行許可、アフターサービス等をパッケージ提供している。
※2 RooferCloud:営業・積算・報告書・見積作成といった業務を一元管理・効率化できるクラウドサービス。
建設業界は人材不足が深刻化する一方、リフォーム市場は拡大している。限られた人材で高品質かつ効率的な点検・施工を行うため、標準化・効率化と品質担保を両立できるテクノロジーが求められている。
RooferAIは、屋根点検・積算業務をはじめ、屋根外壁工事・リフォーム事業の幅広い工程をAIで支援するプラットフォームであり、AIを各現場の困りごとに合わせて作り込むことで専門知識がなくとも使用可能。
AIや画像解析技術により、現場での点検・積算を効率化するだけでなく、クラウドでの案件管理や業務機能とシームレスに連携し、現場から事務作業まで事業全体を通じた自動化・効率化を実現する。
個別の単体アプリとしても利用でき、現場ごとのニーズに応じて「専門家チャット」「報告書自動作成」「チラシ作成支援」「議事録自動化」「新人教育サポート」など、多様なAIアプリを備えている。
CLUEは、RooferAIを基盤とし、業務の各工程にAIを実装していく方針で、今後以下の取り組みを進めるとしている。
- 現場点検や積算をさらに高品質に自動化する新機能の開発
- 屋根外壁工事・リフォーム業界に特化したAIアプリケーションの継続的なリリース
- 塗装業界、瓦屋業界などさらに業界特化型のAIアプリケーションのリリース
▼RooferAI
https://corp.t-clue.com/roofer-ai
