2025年9月1日、DRONE SPORTSは、神奈川県横浜市に開発拠点兼トレーニングセンターを新設した。研究開発から製造・サポートまでを一体的に担う複合施設であり、ドローンに加えてロボットやAIなど先端技術の議論・実証を進める「共創ハブ―イノベーションを創出する場」としての役割を持つ。技術者や企業が集まり協働することで、新たな価値を生み出し、産業界全体の発展に貢献するとともに、各企業の競争力強化に直結する拠点となることを目指すとしている。

写真:開発拠点兼トレーニングセンターの外観

開発拠点兼トレーニングセンター概要

【開発からトレーニングまで】

  • 国産ドローンRangleおよび新規製品の開発・製造拠点
    製品開発、製造、検証、修理サポートなどを包括的に提供する。
  • 即戦力人材を育成する研修プログラム
    導入企業には、現場で必要な知識・スキルを効率的に習得できるよう実践的なトレーニングや技術研修を実施し、人材育成を支援する。
  • 納得感のある導入判断を支援
    導入検討企業には、操作体験やデモンストレーションを通じて実運用をイメージしやすくし、納得感のある導入判断をサポートする。
  • 関東圏での商談・顧客対応拠点
    関西・関東の両拠点を活用し、より広範な地域の顧客に迅速で柔軟な対応を提供する。

【ロボット・AIが集結する共創ハブ】

  • 共創ハブ―未来産業を共に創る拠点
    Rangleシリーズに加え、他社製ドローンや各種ロボット、AI技術なども対象に実証を推進する。
  • ロボティクスの実験場
    競合ブランドや異業種の技術とも垣根なく連携し、来訪者が実機を前に議論・検証できる場を提供する。
  • 新しいイノベーションの創出
    ドローン領域を超えてロボット・AI技術の社会実装を加速し、新しいイノベーションの創出に取り組む。