2025年7月30日、スカイファームは、KDDI本社が入居するTAKANAWA GATEWAY CITYのローソン高輪ゲートウェイシティ店において、KDDIとローソンが連携して実施するKDDI社員専用ロボットデリバリーサービスの注文・決済システムとして、スカイファームの施設特化型モバイルオーダーシステム「NEW PORT」が活用されることを発表した。

 このデリバリーサービスでは、ローソンで取り扱う商品をモバイルオーダーから決済し、配送ロボットによる社内各所への自動配送までをワンストップで提供する。

TAKANAWA GATEWAY CITYでKDDI社員向けロボットデリバリーを開始!、ローソン高輪ゲートウェイシティ店の外観、配送ロボット

ロボットデリバリー概要

 KDDIは、オフィスワーカーの利便性向上や人とロボットの共生を目指し、KDDI本社が入居するビルの6階にあるローソン高輪ゲートウェイシティ店の商品を、配送ロボットがオフィス各所まで配送するサービスを導入する。

写真:「ローソン高輪ゲートウェイシティ店」の外観。ガラス張りで店内の様子が見える
「ローソン高輪ゲートウェイシティ店」外観。AIサイネージや陳列ロボなどさまざまな最先端テクノロジーを備えた未来コンビニ「Real×Tech LAWSON」として2025年6月23日にグランドオープンした。(画像提供:KDDI)

ロボットデリバリー詳細

 今回導入するロボットデリバリーは、街のポータルアプリ「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」を通じて利用可能。ローソンでピックアップした商品は、自律配送ロボットがセキュリティゲートやエレベーターと連携し、目的のフロアまで自動で配送する。PINコードを入力してロボットのロッカーを開錠し、商品を受け取ることができる。

注文から商品受け取りまでの流れ

 TAKANAWA GATEWAY CITYアプリに実装済みのモバイルオーダーシステム「NEW PORT」により、ユーザーの注文から決済、配送ロボット側とのデータ連携をシームレスに実現。アプリに登録した会員データを活用し、社員専用の注文ページでスムーズに注文が可能なほか、注文内容をロボット管理システムと連携し、複数の配送ロボットにより効率的に配達する。PINコードによるロボット解錠で非対面受け取りを標準化している。