2024年12月9日、Senxeed Robotics(センシードロボティクス)は、住友商事北海道の協力のもと、北海道函館市にある函館五稜郭病院と函館中央病院において屋内配送ロボット「GAEMI」の導入実証を開始したことを発表した。今後国内の病院やホテル、リゾート施設などへの導入を進める方針だ。

写真:エレベーターから降りてくるロボット

 GAEMIは、アームを利用してエレベーターのボタンを操作することや、ICカードを用いてセキュリティエリアへアクセスすることが可能。ハードウェアを改修せず、異なる階やセキュリティが強化されたエリアへ荷物を運搬できる。

⼤きさ540mm×500mm×1150mm
重さ64~75kg(オプションにより異なる)
荷重最大30㎏
用途・実績(一部)① ホテルでの商品配送
② 病院での薬や検体搬送、カルテ搬送
ロボット紹介動画

函館中央病院・函館五稜郭病院での実証

 2024年11月18日から、住友商事北海道の協力のもと、函館中央病院と函館五稜郭病院において、屋内配送ロボットGAEMIの実証を始めている。

【函館中央病院】1階から8階への薬配送業務

函館中央病院での薬配送実証の様子

【函館五稜郭病院】4階から3階への検体搬送

函館五稜郭病院での検体搬送実証の様子