Liberaware(以下、リベラウェア)は、2024年8月22日より建築・土木事業を展開する新井組と業務提携を開始する。

 リベラウェアは関西エリアでのドローン事業拡大を目指し、新井組は新規に調査・点検事業を展開する。

Liberawareと新井組が業務提携を開始、関西エリアでのドローン事業拡大を目指す。Liberawareと新井組のロゴ。

 2022年6月の航空法改正、2023年6月にはアナログ規制に係る法改正が行われるなど、ドローンは社会課題を解決するツールとして期待されており、特に建設業界は、点検・測量・施工管理でのドローン・周辺ソリューションの活用が進んでいる。

 リベラウェアは、屋内空間の点検・計測に特化した小型ドローン「IBIS」の開発と同機を用いた各種サービス、画像解析技術を用いたDXソリューションを提供しており、機体提供や画像解析技術、各種サポートなどのノウハウをもとに、新井組のドローン事業を支援する。

 新井組は、ドローンを活用することで人の入れない狭小空間の調査を可能にし、そのデータ化や分析を行うことで、建設物の安全確保や価値を高める手助けを行うサービスを提供していく。関西地区の市場開拓を狙うリベラウェアと業務提携を締結することで、両社の営業・販売促進や新たな事業の開発に係る協業も進めていく方針だ。

リベラウェアと新井組、エンドユーザーの関係性を示す図
業務提携イメージ