2024年7月1日、SkyDriveとドローンショー・ジャパンは、業務委託基本契約書と協業検討に関する覚書を締結したことを発表した。ドローンショー事業における技術力の向上ならびに推進体制を強化する。
SkyDriveは、2018年設立。空飛ぶクルマの開発と30kg以上の重量物を運搬できる物流ドローンの運航事業を手掛け、ドローンショーの企画・運航サービスも開始している。
SkyDriveはドローンショーサービスを開始するにあたり、2023年度よりドローンショー・ジャパンが手掛ける運航現場にサポートとして参加し、運航オペレーションのノウハウを蓄積してきた。今回の業務提携により、協業ならびに技術交換の検討を進める。
2020年に石川県金沢市で設立されたドローンショー・ジャパンは、全国30都道府県で200回以上ドローンショーを開催しており(2024年4月時点)、ドローンショー専用機体「unika」の開発・製造も行う。
空飛ぶクルマ開発と物流ドローン事業による技術・運航ノウハウを有するSkyDriveと、国内屈指の実績とドローンショー専用機体を開発・製造するドローンショー・ジャパンが業務提携を行うことで、ドローンショー事業のさらなる拡大と国内における空のエンターテイメント活用の促進、推進を図る。
また、ドローンショー・ジャパンが開発するドローンショー専用機体の研究開発や、製造分野における共同実施の検討を開始し、技術分野においても強力なパートナー関係を構築していく。
各社コメント
ドローンショー・ジャパン 代表取締役 山本雄貴 氏
この度、SkyDrive社との業務提携により、弊社のドローンショー事業は新たなステージへと進化します。SkyDrive社が手掛ける「空飛ぶクルマの開発」や「物流ドローン事業」における最先端技術をドローンショーにも活用をすることで、よりダイナミックで安全なショーを提供し、お客様へさらなる感動と驚きをお届けできると確信しています。
今後も一層のご期待とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩 氏
この度は、ドローンショー事業において国内屈指の実績と機体開発力を持つドローンショー・ジャパン社と、事業及び技術の分野でパートナー関係を構築できることを大変うれしく思います。
空のエンターテイメントであるドローンショーは、空を身近に感じるためのファーストステップとして、社会受容性の向上のため、空飛ぶクルマ事業と親和性の高い事業であると考えております。
ドローンショー・ジャパン社とタッグを組むことにより、企画・演出力の向上と運航ノウハウの蓄積(安全性の向上)及び技術提携を進めることで、国内でのドローンショー事業の拡大を推進するとともに、グローバルマーケットにおける日本のプレゼンス向上を図って参ります。