2024年4月18日、DJIは、ポータブル電源「DJI Power 1000」「DJI Power 500」を発表した。70分で完全充電が可能で、DJIドローンバッテリーの急速充電や一般的な家電の充電にも対応する。
DJI Power 1000は、バッテリー容量1024Wh、重量13kg。DJI Power 500は、バッテリー容量512Wh、重量7.3kg。それぞれ、最大出力電力は2000Wと1000W。70分で完全充電が可能で、急ぎの場合は50分でバッテリー残量80%まで充電できる。
価格は、DJI Power 1000が11万4,400円、DJI Power 500が5万8,300円。Zignes 120Wソーラーパネルは4万8,840円。
キャンプ&ロードトリップ
Power 1000 | Power 500 | |
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携帯電話 | 約57回分 | 約28回分 |
キャンプ用ライト | 約32回分 | 約16回分 |
車載冷蔵庫 | 約19時間 | 約9.7時間 |
コンテンツ制作
Power 1000 | Power 500 | |
---|---|---|
デジタルカメラ | 約59回分 | 約28回分 |
ノートパソコン | 約9回分 | 約4回分 |
ドローン | 約12回分 | 約6回分 |
家庭用バックアップ電源
Power 1000 | |
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Wi-Fiルーター | 約76.8時間 |
電子レンジ | 約1.3時間 |
ランプ | 約92時間 |
ドローンの飛行を約30分で再開
別売の充電ケーブルを使用すると、DJI Power SDC超急速充電機能により特定のDJIドローンバッテリーの急速充電が可能。約30分で10%から95%まで充電し、再度飛行することができる。ドローンバッテリー3つとDJI Powerポータブル電源が1台あれば、1日中飛行や撮影を楽しむことができる。
家庭用電源、太陽光、車両など、選べる充電方法
ポータブル電源は、家庭用電源、太陽光、車両、USB-C(Power 500)から充電が可能。
【家庭用電源】
Power 1000:1200W急速充電モードと600W標準充電モードに対応。
Power 500:540W急速充電モードと270W標準充電モードに対応。
最速充電時間は、完全充電までが70分、バッテリー残量80%までが50分。
【太陽光】
DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール(MPPT)もしくはDJI Power車内電源ソケット - SDC電源ケーブルを使用してソーラーパネルに接続。電圧をリアルタイムでモニタリングし、ソーラーパネルを使って最適化された方法で効率的にPower 1000/500を充電する。
【車両】
DJI Power車内電源ソケット - SDC電源ケーブル(12V/24V)を使用して、DJI Power 1000/500を完全充電。
【USB-C】
Power 1000:2つの140W USB-C出力ポートを搭載し、合計出力電力は最大280W。
Power 500:2つの100W 双方向USB-Cポートは、合計入力電力200Wに対応し、約3時間で充電。
安全設計
本体の構造やバッテリーセルの材料、システムソフトウェアは、安全性を第一に設計しており、スイスが本拠地の第三者認証機関SGSの26種類の製品試験認証を取得している。
インテリジェントバッテリー管理システムは、最大充電サイクル数3000回に対応するLFP電池、バッテリー寿命10年、温度センサー、ヒューズ、難燃性のある高強度素材を使用。
停電時のUPS(無停電電源装置)モード
停電時に電化製品が電源の入ったDJI Power 1000/500にAC出力ポート経由で接続され、両方に電力が供給されている場合、DJI Power 1000/500はデフォルトでUPS(無停電電源装置)モードになり、0.02秒以内に接続しているデバイスへ給電を開始する。
静音動作
Power 1000の充電中のノイズレベルは、一般的な家庭用冷蔵庫よりも静かな23dB。Power 1000/500ともに、急速充電プロトコル(Power 1000:PD3.1、Power 500:PD3.0)に対応し、効率的な出力を実現する。Power 500が搭載する2つの100W双方向USB-Cポートは、カメラやスマートフォン、ノートパソコンなど異なる2つのデバイスにそれぞれ電力を供給可能。Power 1000の2つの140W USB-C出力ポートは、主要ブランドのパソコンを急速充電できる。
アクセサリー
Power 1000/500が備える複数のポートは、さまざまな種類のソーラーパネル、電源ケーブル、アダプターに接続が可能。
・DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール(MPPT)
1枚~3枚のソーラーパネルに接続し、太陽光でDJI Power 1000/500を充電。
・DJI Power 車内電源ソケット - SDC 電源ケーブル (12V/24V)
カーチャージャー経由でのDJI Power 1000/500の充電や、ソーラーパネル経由での充電が可能。
・Zignes 120W ソーラーパネル(北米以外)/Zignes 100W ソーラーパネル(北米のみ)
DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール(MPPT)を使用して太陽光充電が可能。
・DJI Power SDC - Matrice 30シリーズ 急速充電ケーブル
230Wの急速充電に対応。Matrice 30のバッテリーを、約32分で10%から95%まで充電。
・DJI Power SDC - DJI Air 3 急速充電ケーブル
125Wの急速充電に対応。Air 3のバッテリーを、約30分で10%から95%まで充電。
・DJI Power SDC - DJI Mavic 3シリーズ 急速充電ケーブル
150Wの急速充電に対応。Mavic 3シリーズのバッテリーを、約32分で10%から95%まで充電。
・DJI Power SDC - DJI Inspire 3 急速充電ケーブル
200Wの急速充電に対応。Inspire 3のバッテリーを、約28分で10%から95%まで充電。
・DJI Power SDC - XT60 電源ケーブル(12V)
12V DC出力を行うことができ、模型航空機などのバッテリーのバランス充電器やFPVドローン、XT60コネクターを搭載したデバイスに接続ができる。
・DJI Power SDC - 車用デバイス充電プラグ 電源ケーブル(12V)
車載冷蔵庫など、車用デバイス充電プラグを備えた車載用デバイスに接続。
・DJI Power 1000 保護収納ケース
ポータブル電源を衝突やほこりから保護し、ポータブル電源の持ち運びの利便性を向上。
▼DJI Power 1000
https://www.dji.com/jp/power-1000
▼DJI Power 500
https://www.dji.com/jp/power-500