デジタルハリウッドは、デジタルハリウッドロボティクスアカデミーにおいて、9回目となる「Drone Movie Contest 2024」を開催する。

 このコンテストはドローンで撮影した映像作品を対象としており、「Japan Drone 2024」の企画の1つとして開催する。作品応募締め切りは、2024年5月10日。ドローンで撮影した映像が50%以上かつ3分以内の作品を募集する。

 例年の上位作品は、きれいな景色だけでなくストーリー性を高めた作品や希少性の高い映像をまとめた作品、マイクロドローン等を使った作品など、制作者の創造力と作りこみを感じる作品が選出されている。

 ドローンの映像を通じて日本国内・海外を問わず美しい景色や施設が発信されていく場として、またそれらを魅力的な映像として創作できるクリエイターの発信・発掘の場として開催する。

2023年の受賞作品

Drone Movie Contest 2023 グランプリ・審査員特別賞受賞
LOVE.PHANTOM 宮川 和之「湿原の見る夢 - cradle of life -」

Drone Movie Contest 2023 審査員特別賞受賞
佐野 章太「アイラブ 日本」

Drone Movie Contest 2023 審査員特別賞受賞
Past Keeper「あなたの風景」

応募要項

 YouTube等の動画投稿サービスに作品を投稿し、ウェブサイトの応募フォームにURLとともに連絡先などを記載して応募する。応募者の自由な発想を促すために、ジャンルは問わない。応募締め切りは2024年5月10日。

【審査対象】
ドローンで空撮をした3分以内の動画作品。
作品時間の50%以上をドローンで撮影している。
撮影地および被写体の撮影許可が取れており一般に公開が可能な作品であること。

【審査基準】
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の安全ガイドラインを満たした撮影を行っている。
映像作品としての芸術性や、技術的な先進性などを審査ポイントとする。作品のジャンルは問わない。
差別的な表現や、危険な撮影手法などがある作品は審査の対象外とする。
映像作品として著作権や肖像権が順守されていること。

 航空法や電波法、道路交通法、各種ガイドラインなど、国内の法制度(海外撮影の場合は現地の法制度)を守ったうえで、安全に飛行させた状態での撮影が必要であり、危険な撮影を行った場合は審査の対象外とする。また、映像作品として著作権や肖像権が順守されていること、撮影地の許諾が取れていることが前提となる。

 ドローンに関する有識者のほか、映像分野における専門家、日頃ドローンの情報を発信するメディア関係者等、さまざまな視点から審査を行う。映像作品としての美しさ、カット割りやストーリー性、演出面も含め総合的に審査する。

▼Drone Movie Contest 2024
https://ra-drone.dhw.co.jp/contest/