2024年3月27日、メルコモビリティーソリューションズは、ロボットデリバリーサービスの提供を同月より開始したことを発表した。

 米国のロボティクス企業Cartken(カートケン)社と三菱電機が業務提携し、Cartken社が開発・提供する自動配送ロボットによる事業を日本国内で展開するにあたり、三菱電機グループ会社であるメルコモビリティーソリューションズが同サービスの運営を担う。

 日本国内では、Eコマース市場の拡大による流通やサービス業での配送需要が増加し、物流の2024年問題なども相まって、輸送・配送業界の人手不足が社会問題となっている。また、地方では過疎化などによる買い物弱者への対応が課題となっている。

 今回日本国内で展開を開始する自動配送ロボットは、高度なAIモデルやアルゴリズムを活用した物体検知技術や自動走行性能、遠隔操作機能を備えている。日本仕様への適合が施され、道路交通法が定める遠隔操作型小型車として公道(歩道等)での走行が可能だ。

 メルコモビリティーソリューションズは、Cartken社・三菱電機と連携しながら、ロボットデリバリーサービスの提案や導入インストール作業、遠隔監視業務等を提供する。

製品概要

走破性に優れ、公道走行も可能
最大積載量:20kgまで
要望に応じた色・ロゴ等のラッピングが可能

※モデルCについては、ロボットデリバリー協会による「遠隔操作型小型車に対する適合審査」に合格済みであり、各都道府県公安委員会への申請手続きにより公道走行が可能。

荷室のカスタマイズが可能(コンパートメント・棚・高さ)
最大積載量:80kgまで
要望に応じた色・ロゴ等のラッピングが可能

【サービス活用事例】