2024年9月20日、TriOrbは、経済産業省が推進するグローバルに活躍するスタートアップの創出を目指す「J-Startup プログラム」の地域版である「J-Startup KYUSHU」の対象企業として選定されたことを発表した。
J-Startupは、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために経済産業省が2018年より推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム。2020年から地域展開を開始し、九州では2021年12月に政府機関や県・政令市・関係組織が参加した連携プラットフォームを構築し、J-Startup KYUSHUを開始した。九州に本社機能を有し、新規ビジネス等を開始しておおむね10年以内の企業で、将来的な飛躍・成長が期待される有望スタートアップを選定している。
TriOrbが開発した「TriOrb BASE」は、球体を駆動部とする移動機構を備えており、あらゆる方向へのスムーズな移動と高精度な位置制御が可能。製造現場における生産ラインの柔軟性と効率性を向上させる。
TriOrb BASEを陸上のドローンのように自在に動かし、高精度な位置決めと高耐荷重を実現することで、単独での搬送だけでなく、複数台が連携して長尺物や重量物の搬送にも対応するフレキシブルな搬送システムを提供する。
顧客の仕様に応じたカスタマイズが可能で、専用搬送設備に頼ることなく効率的でダイナミックな生産体制の実現を推進する。
