2024年7月10日、FullDepth（フルデプス）は、新型の国産産業用水中ドローン「DiveUnit KAI」「DiveUnit 300 Lite」「DiveUnit HAYATE」の販売を開始したことを発表した。

写真：「DiveUnit KAI」「DiveUnit 300 Lite」「DiveUnit HAYATE」

DiveUnit KAI

　DiveUnit KAI は、機体の大型化とスラスター数の増強により、本格機器の搭載に対応。本体サイズは高さ460mm×幅444mm×長さ827mm、重量40kg。高い機体安定性を備え、最大速度は2ノット（1.0m/秒）、航行深度は最大300m。クレーンレスで洋上の安定作業を実現する。

写真：「DiveUnit KAI」の外観
写真：潜航する「DiveUnit KAI」

DiveUnit 300 Lite

　DiveUnit 300 Liteは、従来機のDiveUnit300をベースに、拡張性とメンテナンス性を強化。テザーケーブルユニットとコントロールユニットの小型化により作業性を向上させた。最大速度は1ノット（0.5m/秒）、航行深度は最大300m。本体サイズは高さ375mm×幅410mm×長さ640mm、重量29kg。

写真：「DiveUnit 300 Lite」の外観
写真：潜航する「DiveUnit 300 Lite」

DiveUnit HAYATE

　DiveUnit HAYATEは、1人で運べる小型な機体に先進の水中計測技術を搭載。最大3ノット（1.5m/秒）の高速度と機体制御技術で潮流がある現場にも対応する。航行深度は最大50m（オプションで100mまで拡張可能）、本体サイズは高さ415mm×幅245mm×長さ960mm、重量15kg。

写真：「DiveUnit HAYATE」の外観
写真：潜航する「DiveUnit HAYATE」