2023年11月21日、スカイマティクスは、クラウド型ドローン測量サービス「くみき」が、国土交通省「新技術情報提供システム(NETIS)」に登録されたことを発表した。

 これまで、ドローンやUAVによる空撮画像から3D点群データやオルソ画像などの地形データを生成する写真測量では、高性能パソコンに写真測量ソフトをインストールして個々にデータを生成する必要があった。同サービスを使うことで、空撮画像から地形データを自動生成し、クラウド上で距離・体積・断面等を計測、情報共有が可能になる。

 汎用ドローンに対応したクラウド型ドローン測量サービス「くみき」は、クラウド上において自動で高品質な地形データを生成し、直感的な操作で測量ができる。建設工事では、点群データやオルソ画像を活用した工事の進捗管理、盛土・切土管理などに利用されている。

 NETISは、国土交通省が公共工事等に関する新技術の活用のため、新技術に関わる情報共有および提供を目的として整備したデータベースシステムであり、同サービスを利用する施工者は、公共工事において総合評価方式での加点対象、実際に使用した場合には工事成績評定で加点の対象となる。

【NETIS登録情報】
NETIS登録番号:KT-230192-A
技術名称:UAV画像によるクラウド型写真測量サービス「KUMIKI」
登録日:2023年11月17日
開発会社:スカイマティクス
NETIS登録情報:https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-230192%20