2023年11月14日、ドローンのレンタル・販売・導入支援サービスなどを行うdrone supply & controlは、無人航空機操縦者技能証明のオンライン学科講習を提供するココパと提携し、ウェブサービス「CoCoPA」に登録している試験機関および講習機関に向けて、機体レンタルサービスの提供を開始したことを発表した。

 レンタルサービスでは、drone supply & controlが保有するドローンを、毎月定額で使えるサブスクリプションサービスとしてCoCoPA登録スクールに提供する。

 スクール生徒向けドローンは月1万8,000円(税別)〜、試験機関および講習機関向けパッケージは月2万9,000円(税別)〜。契約期間は最短3カ月から最長12カ月まで、1カ月単位で選択が可能。バッテリーの追加など、機材構成のカスタマイズにも対応する。順次サービスエリアを拡大予定。

レンタル商品概要
DJI AIR3:1万8,000円(税別)/月
DJI Mavic 3 Classic:2万4,000円(税別)/月
DJI Mavic 3 Classic(ATTI・デュアル対応パッケージ):2万9,000円(税別)/月 ※試験機関および講習機関のみ利用可能

 2022年12月より無人航空機の技能証明制度が始まり、各登録講習機関における実地講習時や修了試験時のドローンの需要が高まっている。これまで、位置安定機能を解除する「ATTI」への手動切り替えと、2機の送信機(そのうち1機に優先操縦権を付与)を用いて操縦できる「デュアル・コントロール」に対応したドローンは中~大型モデルの一部に限られていたが、折りたたみ式のコンパクトなDJIのフラッグシップモデル「DJI Mavic 3シリーズ」に実装されたことで、乗り換え需要が高まることが予想される。

▼CoCoPA ドローンレンタルサービス
https://d-cocopa.co.jp/pages/rental