2023年11月13日 、Liberaware(以下、リベラウェア)は、3次元地図、環境認識技術を中心とした空間知能ソリューションを提供するマップフォーと、老朽化が進むインフラやプラント設備のデジタルツイン構築とデータ利活用のためのサービス提供を目的に、2023年10月3日付で業務提携を開始したことを発表した。

 リベラウェアは、狭小空間点検ドローン「IBIS(アイビス)」で取得したデータの解析技術により、従来は困難であった、狭くて暗く、危険な屋内空間の3次元化を実現してきた。今回の業務提携により同社は、IBISに加えて、道路や建造物など屋内外のあらゆる環境に適した3次元データ取得技術を、社会インフラやプラント設備の保全を行う事業者にワンストップで提供。これにより、各産業のデジタルツイン構築の効率性を向上するとしている。

 デジタルツインは、現実空間の情報をサイバー空間上に「双子」のように再現・構築したもので、モニタリングや分析・シミュレーションを可能にする。

【業務提携イメージ】

狭小空間点検ドローン「IBIS」

 リベラウェアが開発した国産ドローン。機体は直径20cm、重量243gと小型であるため、一般的なドローンでは困難な屋内・狭小空間でも飛行できることが特徴。

サイズ199×194×58mm
重量243g(バッテリ込み)
装備類・超高感度カメラ
・LED照明
・防塵用モーター
・独自設計のプロペラ 他