2023年9月28日、みずほリースとプロドローンは、ドローンのサブスクリプションサービスを展開することを目的として、業務提携契約を締結したことを発表した。

 サブスクリプションサービスでは、両社がドローン(PD4B-M)の機体登録やメンテナンスの管理等を行い、顧客が利用する際に機体を貸し出す。

小型レーザー測量機用ドローン(多用途)「PD4B-M」。可搬重量は最大10kg。小型レーザー測量機5kg搭載時に30分の飛行が可能。

 ドローンは、中山間部や離島での近未来のインフラとして期待されており、現在は設備点検や測量等、さまざまな用途で活用が始まっている。2022年12月の有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4)等に係る改正航空法の施行により、特に都市部における市場拡大が予想されている。

各社コメント

みずほリース常務執行役員 須見則夫 氏

 弊社がサステナビリティ経営の推進として掲げている「テクノロジーによる新しい価値創出」において、ドローンの活用は社会課題解決を担うテクノロジーデバイスの一翼であると考えています。高い技術力をもつプロドローンと弊社との取り組みはお客さまのニーズを的確に捉えたソリューションを提供できるものと考えており、今後もプロドローンとのコラボレーションを深めることで相乗的な社会価値創出につなげていきます。

プロドローン代表取締役社長 戸谷俊介 氏

 PRODRONEは、2015年の創業以来、日本全国のお客さまにドローンの安全な利活用を推進してまいりました。産業用ドローンで、社会課題・地域課題解決へ貢献を目指すためにも、みずほリースと共に、量産を開始するPD4B-Mを皮切りに、お客さまのニーズにお応えするサービスを今後さらに展開してまいります。