2023年2月28日、JX通信社は、浜松市ファンドサポート事業における取り組みを推進しているトラジェクトリーの実証実験に、技術協力することを発表した。
浜松市ファンドサポート採択事業としてトラジェクトリーが実施する、災害時の臨時ネットワーク網の構築を目的としたドローン実証実験の一環で、発災初動期(風水害)における状況把握手法の1つとして、JX通信社のAIリスク情報(SNS)収集システム「FASTALERT」を活用する。
FASTALERTは、AIがSNSやNewsDigestから災害、事故、事件などの情報を自動収集し、デマ情報の排除・位置情報の推定を経てリアルタイムでウェブ配信するリスク情報提供サービス。
浜松市は、令和4年台風第15号により広範囲で浸水被害を受け、市道の橋の一部崩落、通行止め、片側交互通行、土砂崩れ、住宅被害などが発生した。迅速かつ適切な現況把握や初動対応の在り方を検証するため、「AIを活用したSNS等からの状況把握技術」「ドローン等のIoT機器の活用による広域把握技術」「正確かつ迅速な現況モデリング技術」のそれぞれを組み合わせた状況把握手法の実効性を検証する。
実証日時・場所等
実施日時
2023年3月3日(金)午前10時30分〜11時30分
実施場所・ドローン離発着地点
浜名協働センター
スケジュール
1. プロジェクトの説明
2. SNSによる災害時の情報収集
3. 災害時の臨時ネットワーク網の構築
4. ドローン飛行実証・映像配信
5. 取材質問対応、機体展示
参画企業
トラジェクトリー、フジヤマ、JX通信社