2022年12月21日、eロボティクス茨城は、イームズロボティクスの大型セルラードローンを用いて、かすみがうら市歩崎と美浦村大山間の湖上配送を12月上旬に行ったことを発表した。ドローンによる湖上配送では、片道8kmを13分飛行した。

 また、最終配送先である「美浦村週末カフェ」「CAMPieceかすみがうら」、霞ヶ浦湖畔の「住宅型有料老人ホーム青葉」へのラストワンマイル配送は電動アシスト三輪自転車を利用した。

左:イームズロボティクスの大型セルラードローン「E6150」、右:揚蜜芋5本入り

 今回はドローンを使った“空飛ぶスイーツ”第一弾として、紅はるかなど地元産の熟成焼芋をスティク状にカットして、高温の油で揚げた芋スイーツ「揚蜜芋」を企画した。ドローン物流のマネタイズが難しい中、自らドローンによる運搬物を作ろうと、山口屋旅館の協力のもと試作したという。

 12月上旬、美浦村大山地区で土日のみ営業している美浦村週末カフェや、学校跡地を活用したキャンプ場のCAMPieceかすみがうらなど、霞ヶ浦湖畔で営業している地元企業と協力して販売を行った。霞ヶ浦湖畔の住宅型有料老人ホーム青葉には、電動アシスト三輪自転車により訪問販売を行った。

左:美浦村週末カフェ、右:電動アシスト三輪自転車
左:CAMPieceかすみがうら、右:住宅型有料老人ホーム青葉