2022年12月12日、ダイヤサービスは、同社が運営するビジネスドローンスクール「ドローンオペレーションサービスアライアンス(DOSA)」において実施してきた、ドローンによる事故を未然に防ぐための「CRM講習」、事故が起きた場合の処置法を学ぶ「ドローン応急処置(DEC)講習」を、2023年度内に全国展開することを発表した。

 2022年12月の無人航空機に関する改正航空法により、国家ライセンス取得時にCRMの知識が必要となり、また全ての飛行において負傷事故発生時の負傷者救護が義務化されたことを受け、講習業務を本格化する。

 これまではDOSAでのみ講習を実施してきたが、今後は他の企業とも提携して全国展開を進めるとしている。

1. CRM(Crew Resource Management)講習
 人間が起こすミスの原理とその対策として航空・鉄道・医療業界で取り入れられている管理手法を学び、実際に考えるトレーニングを行う。講習期間は1日、講習費用は2万9200円(税込)。

2. ドローン応急処置(DEC:Drone Emergency Care)講習
 ドローンの飛行現場で起こりうる怪我の種類と、それらに対する応急処置方法を学び、実技と知識を身に付ける。講師は看護師が担当する。講習期間は1日、講習費用は2万9200円(税込)。