JULC、ドローン国家操縦ライセンス取得講習を2023年より全国14カ所で開始

　2022年12月5日、無人航空機の操縦に関する教育、指導および資格認定、検定試験を展開する日本無人航空機免許センター（以下、JULC）は、国土交通省より登録講習機関として登録されたことを受け、ドローン操縦の国家資格となる「無人航空機操縦者技能証明（一等・二等）」を取得する講習の提供を、2023年より開始することを発表した。二等向けの講習は2023年1月から、一等向けの講習は2023年3月から受講申し込みの受け付けを開始するとしている。

　登録講習機関とは、無人航空機操縦者技能証明を取得しようとする人々に対し、国が定める施設および設備、講師等に係る要件を満たした民間事業者のことで、登録講習機関であるJULCによる講習の受講および講習修了審査の合格をもって、一等・二等ともに指定試験機関の実地試験が全て免除される。

　JULCが実施する講習では、第一線で活躍してきたパイロットが直接指導する。またオリジナルテキストは、国家操縦ライセンスを取得した後にも活用できる充実した内容だという。全国14カ所の教習所において講習を提供する予定で、教習所は今後も全国に拡大するとしている。各講習の詳細および最新の教習所情報は、同社ウェブサイトにて順次情報を公開する。