2022年10月27日、VFRは、マイクロソフト社のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択されたことを発表した。

 マイクロソフト社が世界140カ国以上でグローバル展開している同支援プログラムは、革新的な技術やサービスを持つスタートアップ企業のサービス立ち上げから顧客開拓までを幅広く支援することで、スタートアップ事業の成長をグローバルに後押ししている。 採択されたスタートアップ企業は、クラウドサービスAzureをはじめとしたマイクロソフト社の保有するテクノロジーへのアクセスや、同社のパートナーネットワークを活用した、事業拡大に適した専用のリソースが提供される。

 VFRは今回の採択を受けて、グローバルな展開を見据え、「ERP(経営資源計画)」を動かすクラウド基盤としてAzureを採用。ERPをセキュリティーと信頼性が高いAzure基盤上で運用することで、ドローン製造プロセスにおける受発注業務やサプライヤー管理、そして受注・販売に紐づく生産計画、購買計画が可能となる。
 また、今後発生する国内外の製造委託パートナー企業との連携がMicrosoft社のグローバルネットワークによりシームレスに行える体制を整えていくとしている。

 同社は今後もマイクロソフト社が提供するサービスを積極的に活用し、国内での生産性を高めるとともに、ドローンの量産サポートをグローバルで展開できるよう取り組む方針だ。