ラポーザとライフシードは、2022年10月18日に「長野無人航空機免許センター NAGANO UAV LICENSE CENTER(NULC)」を長野市に設立した。
 2022年12月に無人航空機国家ライセンス制度が始まることを受けて、ライセンスを取得するための講習機関である登録講習機関となることを目指すとしている。日本無人航空機免許センター(JULC)の講習サービスも提供予定。

日本無人航空機免許センター(JULC)

 ラポーザとライフシードは今年7月にドローン産業の発展を⽬的として業務提携契約を結んでおり、今回設立した新会社により長野県内でのドローンに関わる事業に取り組むとしている。

 2022年12月に施行される航空法等の一部を改正する法律では、有人地帯上空での補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)を実現することが政府目標となっており、都市部上空での荷物輸送などドローンのさらなる利活用が期待されている。
 レベル4飛行には国家一等ライセンスの取得が必要となる。二等ライセンスでは機体認証がされたドローンで国が定めた運航ルールに従う場合は、国土交通省への飛行ごとの許可申請が原則として不要になり、ドローンの利活用がスムーズに行えるようになる。