2022年8月8日、レッドクリフは、ドローンショー用機体「TAKE」の先行予約を9月1日に開始することを発表した。

 同機は屋外ドローンショーのために開発されたもので、ドローンショーに求められる飛行の正確性を備え、さまざまな表現に対応する。
 RTKを使用した誤差のない飛行が可能で、ボディは軽量、風や寒さにも強い。コンパクトに折り畳み専用トランクに収納できるため、持ち運びや収納も容易である。使用する周波数帯は2.4GHz。

 これまでレッドクリフは同機を使用して、第41回横浜開港祭における500機の3Dドローンショーや、700機のドローンによるダイナミックで複雑なアニメーション・立体キャラクターを表現したショーなどを実施している。

 「TAKE DRONE」パッケージとして、ドローンショーの新規事業を考える民間企業やイベント業者、自治体などに向け、10日間の講習付きパッケージを販売し、実際に飛行させるところまでをサポートする。新品販売だけでなく、予算に応じてメンテナンス後の中古機体販売も行う。

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横浜開港祭でのドローンショー「くじら」