2022年7月5日、九州電力は「九電ドローンサービス」のオプションメニューとして「水中ドローンサービス」「LIVE配信サービス」「防災サービス」の受付を開始した。九州全域でサービスを提供する。

 水中ドローンサービスでは、海底ケーブルや管路といった水中設備等の撮影や調査、点検を行う。業務の高度化・効率化に加え、これまでダイバーの潜水にかかっていたコストの削減や事故リスクの解消が期待される。

水中ドローンサービス

 LIVE配信サービスでは、お祭り、花火大会等の地域イベントやスポーツ大会、学校行事等の模様を、地上の固定カメラや360度カメラによる撮影、上空からのドローン撮影によりさまざまな角度からリアルタイムで配信(生中継)する。機材や配信システムの設営等の事前準備から配信後の映像編集まで対応する。

 防災サービスは、主に国・自治体を対象として、災害発生時に被災地の状況等を空撮・測量するなど、非常災害時のニーズに応じて提供する。なお、災害時のドローンによる対応内容等については事前協議により決定し、協定書等を締結した上で対応するとしている。

LIVE配信サービス
防災サービス