光響、地形を高画質に点群データ・地図化するドローン搭載用LiDARを発売

　光響は、LiDARやマッピングカメラ等により構成されるGreenValley社製「UAV LiDARシステム（LiAir X3）」の販売を、2022年6月8日より開始する。LiAir X3は、地表のスキャンに適した「LiAir X3 Standard」と、センサーを27度傾けて送電線など横方向からのスキャンに適した「LiAir X3 Powerline」の2種類あり、用途として森林・電源線検査、都市環境調査、地表・地形測量を想定している。

製品イメージ（左：LiAir X3 Standard、右：LiAir X3 Powerline）

　Livox社製の高性能LiDARをレーザーセンサーに採用し、標準装備の高性能マッピングカメラと共に、上空から撮影した地形を高画質な3Dマッピングデータとして提供する。前モデルの「LiAir V70」と比べて防塵・防水性能が向上しており（IP54）、測量調査（地形）やセキュリティ、マッピング、 送電線の点検等の分野において活用が期待される。

マッピングデータイメージ

技術データ