2021年12月7日、アヴァントは、ドローン画像解析による車両通行可否判断システムの実証実験を実施し、そのシステムの有効性と実用の可能性を検証したことを発表した。
関東経済産業局、関東地方整備局、中小企業基盤整備機構関東本部が連携する「コンストラクションオープンイノベーションマッチング」において実施したもので、ドローンに搭載したLiDARにより橋梁段差や道路冠水の水位測定を行い、AI画像解析により災害時の車両通行可否を判断する。
システムの有効性と実用の可能性を探ることを目的とした同実証実験では、実用までの多くの課題も明らかになったが、今後、ドローンの利用法や測定の安定性、画像解析の精度を追求することで、災害時でも安全に車両通行の可否を判断するシステムの可能性を確認できたとしている。
