2021年11月11日、エアロエントリーは、DJI公認ドローン保険制度にてドローンサイバー保険オプションの取り扱いを同日より開始したことを発表した。引受保険会社は三井住友海上火災保険。

 一般的なドローン保険やDJI賠償責任保険では支払い対象外となるサイバー攻撃に伴う事故、機密情報・個人情報といったドローンで取得した情報が漏えいした場合(おそれを含む)の被害者への賠償責任を、最大1億円まで補償する。

 操作ミス等による墜落事故の賠償責任を補償する従来のDJI賠償責任保険に、オプションとして年間4,000円/1台から(プランにより異なる)提供する。

<支払い例>

 サイバー攻撃のリスクはすべての企業に広がっており、日本国内ネットワークへのサイバー攻撃関連通信の件数は、2020年は2017年と比べて約3倍に増加している(※1)。一方、日本国内のドローンビジネスは「2025年には6468億円(2020年度の3.5倍)に達する」と見込まれる。(※2)
 こうした中、サイバー攻撃に伴う事故やドローンで取得した情報が漏えいした場合の被害者への賠償責任を補償する保険を、エアロエントリー、三井住友海上火災保険の2社で共同開発した。

▼DJI賠償責任保険(ドローンサイバー保険オプション)
https://drone.aeroentry.jp/insurance/liability

※1 出典:情報通信研究機構「NICTER 観測レポート2020」
※2 出典:インプレス総合研究所「ドローンビジネス調査報告書2021」