2021年9月9日、テラドローンは、九州地方の崖崩れ発生地において二次災害の防止を目的としたドローン測量を実施したことを発表した。

崖崩れが発生した場所

 崖崩れが発生した現場は植生の影響が強く、人の侵入も困難であったため、ドローンレーザを利用した測量を採用。ドローン測量は迅速な対応が求められる災害発生現場において、一日で計測が完了するという利点もある。

 ドローンレーザにより植生化の地形情報を取得し、崖崩れ箇所の地形情報を明確に表示することができた。また、精度検証は全て誤差5cm以内に収まり、特に標高については標準偏差で4cmと高精度な計測になった。

(左)取得したオリジナルデータ、(右)グラウンドデータ