2021年8月17日、センシンロボティクスは、太陽光パネル点検アプリケーション「SOLAR Check」のライトプランの提供を開始すると発表した。

 赤外線サーモグラフィカメラを搭載したドローンを自動飛行させて太陽光パネルを撮影し、その撮影結果に対してAIを用いた画像解析を行う。大幅に作業効率を向上し、短時間で異常パネルの検出および点検結果レポートの提供が可能だ。

 これまではフルマネージドサービスとして大規模事業者向けに提供していたが、発電所の規模ごとにプランを選べるようになり、中小規模事業者にも価格をおさえて提供することが可能になった。年間2000MW規模の点検を行ってきた実績(2020年4月1日~2021年3月31日)に基づくデータにより、高精度のAI解析を行う。

SOLAR Checkの特徴
ドローンで撮影した映像をクラウド上にアップロードするだけでAI解析
人手で1枚1枚検査していた太陽光パネル点検を、自動航行ドローンで素早く撮影
人手で2MWを約4日かけて点検していたところを約15分で完了
撮影データはクラウド上で一元管理。点検結果の履歴も管理でき、経年変化の把握も可能

 提供形態はサブスクリプション。年間累計20MW(発電所合計も含む)から利用が可能。オプションとして自動航行や遠隔監視のソフトウェア、研修や機体のリース提供、カスタマーサービス等も用意している。

▼SOLAR Check
https://www.sensyn-robotics.com/product/solar-check