2020年12月11日、SkyLink Japanは、太陽光パネル点検業務に適した産業用ドローンや、AIによるクラウド型診断システムなどを期間中無制限で利用できるサブスクリプションプラン「太陽光パネル点検・定額制ドローン導入セット」の提供を同月より開始すると発表した。

 2017年に施行された改正FIT法により太陽光発電の適切な運用・保守が義務付けられ、太陽光パネルの点検業務は、さらなる効率化・省力化が求められている。このプランでは、点検設備の導入費用を抑えることができ、通常のリースには無い機体保守サービスや、異常検出レポートまで自動出力可能なAI診断システムを活用することが可能である。保守やメンテナンスに関わる運用コストを低減させるだけでなく、売電収益の向上に大きな寄与が期待できるという。

「太陽光パネル点検・定額制ドローン導入セット」の特長

1. 月額制:点検用ドローンの導入コストを抑え、減価償却等の管理業務を削減
2. 機体保守:期間中無制限の無償修理が受けられる、総合機体保守プランが付帯
3. クラウド:クライアントとの情報共有が、過去データも含めて容易に可能
4. 効率化:ドローンとAI診断システムにより作業時間や、レポート制作等の工数を大幅短縮

AIによる太陽光パネル診断システム「SITEMARK」の特長

クラウド上にデータを蓄積し、ブラウザ上でいつでもどこでも状況の閲覧が可能
ドローンで取得した画像データで、可視・赤外線画像両方のオルソモザイク画像を生成
可視光線画像と赤外線画像を、地図データ上にレイヤー構造で表示
太陽光パネルのストリング(ブロック)表示
AIによりホットスポット等の異常箇所を自動検出
特定箇所の異常原因や深刻度などの分析、レポートデータ出力対応
時系列による経年変化の確認が可能
異常箇所の数や大きさから売電損失額を算定し分析することで大幅な改善が期待できる
異常箇所の早期発見により、火災等による被害を予防可能

基本セット内容

産業用ドローン「DJI Matrice210シリーズ」一式
 赤外線カメラZenmuse XT2・予備バッテリー・日照計 他
ドローン総合機体保守プラン「SkyLink Care」
 期間中無制限の修理・事故対応・定期点検・整備証明書発行
太陽光パネル点検AI診断システム「SITEMARK」
 2MW利用分
太陽光パネル点検講習
 撮影手法等実地トレーニング

参考料金プラン(24ヶ月タイプ)

初期費用 :300,000円(SITEMARK利用料、パネル点検講習費含む)
月額 :98,000円~
※税抜、上記はキャンペーン価格。

▼SkyLink Japan「太陽光パネル点検・定額制ドローン導入セット」
https://info.skylinkjapan.com/solar_subsc