2020年8月4日、ドローン販売や産業向けソリューションを展開するSkyLink Japanは、アメリカに本社を置く赤外線カメラや画像センサー等のメーカーであるFLIR Systems(フリアーシステムズ)社の正規代理店として、ドローン開発に向けたOEM用デュアルセンサーモジュール「FLIR Hadron」の取り扱いを開始することを発表した。

 この製品は12メガピクセルの可視光カメラと、最高60Hzのフレームレートの赤外線カメラ「Boson」が、非常に軽量・コンパクトに一体設計されている。Hadronは、米陸軍向けに設計された信頼性があり、機動性が求められる災害・救援時の対象物の早期認識や点検分野での熱異常箇所発見の用途など、日本国内でもドローン開発の重要な要素になることが期待される。

FLIR Hadronの特長

・統合された可視光/赤外線モジュール
 飛行中の熱画像とHDカラー画像を表示。検査など暗所で対象を発見するのに適している。

・コンパクト設計
 小型クラスの機体用に設計された高解像度の出力が可能。コンパクト設計のため機体への柔軟な配置ができ、より長い飛行時間を維持できる。

・市場投入までの時間短縮
 ドローンメーカーはこのソリューションにより、研究開発のコストや時間を短縮可能。

主な仕様

赤外線カメラセンサーBoson 320x256 pixels/60Hz or 30Hz
可視光カメラセンサーSony 4056x3040 pixels(12MP)/60Hz
サイズ24x45x36mm
重量42.8g
動作環境温度−20℃~+60℃
防水防塵性能IP53

 さらに詳しい情報、価格・納期等はSkyLink Japanまで問い合わせを。