アトラックラボは、 銀座農園と共同開発した農業用ロボット「FARBOTベーシックモデル」を、幕張メッセで開催される農業Week(2020年10月14日~16日)の会場で展示、受注を開始する。なお両社は、10月1日に技術提携を行い、アトラックラボの伊豆智幸氏が銀座農園の最高技術責任者(CTO)に就任している。

 銀座農園は「テクノロジーで農業の未来を豊かにする」をビジョンに掲げ、様々なテクノロジーを活用してスマート農業を推進している。今回、農業用地上ロボット「FARBOT」シリーズの具体的な形として、センシング、草刈り、除草などに活用できる「FARBOTベーシックモデル」を、幕張メッセで開催される農業Weekで展示し、受注を開始する。

 会場で展示・受注するモデルは量産前の機能検証用ベーシックモデル。現場での機能や操作性を試すためのモデルで、利用者自身でも改造しやすい構造になっており、低価格で導入が可能。顧客からのフィードバックを受け、様々な利用シーンに合わせてカスタマイズできるモデルとして販売する。また、量産モデルへのアップグレードパスも準備する。

試験導入用モデル

 ブースでは2021年春に発売予定のアグリEVロボット「新型FARBOT」シリーズも紹介する。銀座農園の農業Weekでの展示場所は「国際次世代農業EXPO」8ホール小間番号3-13。

▼農業Week
https://www.agriexpo-tokyo.jp/ja-jp.html