スカイマティクスは、北海道電力と共同開発した電波伝搬路支障木判定システム「くみきフレネル」のサービス提供を、2020年9月3日より開始したことを同日発表した。

 ドローン計測サービス「くみき」と「くみきフレネル」を利用することにより、手持ちの汎用ドローン等で空撮した計測対象地域の高解像度連続写真をクラウド上にアップロードするだけで、自動的に地形データを生成、独自のアルゴリズムを用いて自動で対象区域の支障木・支障木予備軍の場所と本数を判定し、支障木調査報告書に必要なデータを出力する。これにより、支障木調査における現地作業の人員や所用時間を削減し効率化を実現する。また、測量等の専門スキルを不要とし、支障木自動解析結果のダウンロードデータを用いることで報告書の標準化も可能となる。

 同社は、今後も最先端技術を用いて「くみき」「くみきフレネル」の機能を強化し、業界の業務効率化、データの標準化に貢献していく、としている。

電波伝搬路支障木判定システム「くみきフレネル」概要

サービス名電波伝搬路支障木判定システム「くみきフレネル」
サービス開始日2020年9月3日
製品サイトhttps://smx-kumiki.com/fresnel/
機能
※「くみき」との併用
オルソ画像生成・三次元データ生成・DSM生成・支障木解析・レポートの自動作成
対象ドローンDJI製 Inspire2、Phantom、Mavic他
対象デバイスパソコン(Windows10、Mac OS 10.12.6以上)
対象ブラウザGoogle Chrome/Microsoft Edge
価格オープン価格
問い合わせ先03-6262-6360
https://smx-kumiki.com/contact/
販売元株式会社スカイマティクス

「くみきフレネル」画面イメージ

トップ画面
支障木解析結果画面
断面図表示

「くみきフレネル」製品ページ
https://smx-kumiki.com/fresnel/